色々模索していますが、冷えがよろしくないので、基本的な構造を調べ直しました。
トヨトミのQAに吸排気について補足説明がありました。
それによると、冷風用熱交換器と排熱用の熱交換器があり、冷風用の熱交換器はダクトの有無にかかわらず室内から吸気ということなので、おそらくは本体背面の吸気口から吸っていると思われる。
排熱用の熱交換器は給排気ダクトからの空気を使っているとのこと。
ということは、背面を塞がない様に室内の涼しい空気を吸うようにして、ダクトの吸気は外の涼しい空気で冷却するのが正解ということになる。
背面吸気口が熱交換室から空気を吸っていると外気導入、室内だと車内循環のイメージ。外気導入だと温湿度の下がりが悪いってことかな。
前回の<案3>を試験した際に、吸排気は外に出していたものの、本体背面の吸気口がカーテンを吸い込んで抵抗になっていたのと、熱交換室とした運転席の空気およびすぐ下にある排気ダクトの熱を吸い込んでいたために、冷却効率が下がってしまったと思われる。
回避するために対策を施しました。
1.背面吸気口をリビング側の空気を吸うように誘導するとともに、カーテンを吸い込まないようにプラダンで遮断して、前面の空気を取り込む。
2.熱交換室とリビングは完全に分離する。
カーテンで仕切って、排気ダクトの熱を吸気口から吸わないようにしました。
3.吸気ダクトと排気ダクトを別ルートにする。
右窓から吸気。
左窓から排気。(したはずだったのですが、ダクトの重みでプラダンが曲がってしまい、ちゃんと排出されていなかったようです。
16:06スタート。
開始後この温度計はセンサーの場所が悪いのか、追従性がイマイチだということが判明。エアコンの吹き出し口においても温度が変わらなかったので、前回使った温度計をスタンバイ。そっちは35.3度スタート。
本体も35度スタートです。
外気温は今日も猛暑日を記録。若干下がったものの34度を超えてます。
車は直射日光がよく当たる駐車場。先日のソーラー問題でバッテリーが満タンではないので、60分一本勝負。72%の残量で開始。
走行直後だったのもあってか、足下からの熱気がすごいです。開始後しばらくは温度の低下が見られませんでしたが、40分くらい経過してから、徐々に下がって来ました。
湿度は開始直後から下がってるので、車内は冷んやりします。
残量43%。直前に冷蔵庫の掃除をしたので、冷蔵庫も稼働していて減りが早い、、、。
1時間経過して、バッテリーの負担を考えて、ここで終了。32度。
こっちは32.9度。後半になるに従って、1分に0.1度くらいで温度が低下していきました。おそらく外の日差しも弱くなってきたことも影響しているかと。
結構消費しました。
電圧の低下が少ないのはさすがリチウムイオンと言ったところ。
試験時間:1時間
開始温度:35.3度
終了温度:32.9度(-2.4度)
使用電力:72A(921.6W)--概算
結果はいまいち、排気ダクト外れもあったし、走行直後ってのも考慮すると、まぁ冷えた方だとは思うけど。
車中泊には使えるだろうけど、昼間はやっぱり厳しい。