デジタル簡易無線への移行と交信テスト

スキーシーズンまっただ中ですが、まだ1回しか滑りに行けてません。今年は雪が少ないです。

最近は家族としか行ってませんが、以前はグループで滑りに行ってたので、グループ間でコンタクトするために、滑走中にいちいち携帯取り出して通話するってのもアレなので、以前はアマチュア無線の免許取って、ハンディ機でやりとりしてました。

 

ただ、免許持ってる人同士でしか会話できないので、結局携帯取り出すことになるため、デジタル簡易無線に移行することにしました。

 

これであれば、免許のない人にも貸すことができるし、UC設定や、秘話コードも設定できるので、特定の相手とだけ交信することができます。

そして、先日アイコムのIC-DCPR6を購入。型落ちだし、正月のタイムセールで値下げしてたので、2台セットで購入しました。

 車載は当初考えていなかったのですが、ハンディだと運転中危ないので、モービルを購入しました。アンテナ以外はヴェルファイアで使用していたアマチュア無線のものが流用できるので経済的(?)です。 

包括登録で申請して約2週間。登録状が届いたので開局届けを提出して、先週くらいからテスト運用してみました。

当方都内マンションの1Fなので、交信条件としては最悪です。ベランダにアンテナ設置すれば南北には交信距離かせげますが、東西は隣の建物やマンションが壁になってしまい距離が伸びません。

・テスト1:標準アンテナ(屋外)-標準アンテナ(宅内)
500m程度が限界でした。住宅の影に入ってしまうとほぼ通信不可

・テスト2:標準アンテナ(屋外)-第一電波工業SRH350DH(自宅ベランダマグネット固定)
片方をハンディの40cmアンテナに替えました。多少(200mくらい)距離は伸びますが、あまり変化はありませんでした。

第一電波工業 ダイヤモンド 351MHzデジタル簡易無線(登録局)用ハンディーアンテナ(43cm) SRH350DH

第一電波工業 ダイヤモンド 351MHzデジタル簡易無線(登録局)用ハンディーアンテナ(43cm) SRH350DH

 

 ・テスト3:標準アンテナ(屋外)-第一電波工業MR350(自宅ベランダマグネット固定)
片方をモービルの83cmアンテナに替えました。距離にすると倍くらい。だいたい1km程度。住宅地では これが限界でしょう。

  ・テスト4:第一電波工業AZ350R(一般道)-第一電波工業MR350(自宅ベランダマグネット固定)

 LEEKのサイドオーニングのステー(2.2m)に固定して高さ的には3m程度の位置。
飛躍的に距離が伸び約3km。遮蔽物の多い住宅街では予想外の結果でした。5Wでも結構飛びます。

  ・テスト4:第一電波工業AZ350R(首都高高架上)-第一電波工業MR350(自宅ベランダマグネット固定)
仕事帰りにセリカにAZ350Rを付けて首都高の高架上から交信したところ、4km程度飛びました。若干ケロケロ状態になって聞き取れないこともありましたが。

 

アマチュア無線だと市街地でも10kmくらい飛んでましたが、5Wハンディでここまで飛ぶのはある意味楽しめました。郊外だともっと距離伸びるんでしょうけど。

今度は車載間でテストしてみたいと思います。