台風19号

10/12~13にかけて、台風19号が列島を縦断しました。被害状況が明らかになるにつれて、残念ながら亡くなった方は増え続けている状態のようです。

亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。

 

今回の台風は15号の数倍の大きさ、過去最強クラスで関東近辺に上陸という話しがあったので、いつもにもまして対策は進めておりました。

 

土曜日の午後には接近・上陸の可能性があるということだったので、前日くらいから準備しておきたかったのですが、仕事があったため、帰宅後に出来たのはベランダのものをしまうことくらいで、土曜日の朝から本格的に対応しようと思ってました。

 

ですが翌日、朝9時頃から江戸川区西側の地域に避難勧告が発令される自体になってまして、予想より早い段階で影響が出ていました。

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自宅は0メートル地帯なので、堤防を水が越えたら備蓄とか関係なく終わりです。

 

ですが、自宅エリアの避難所の開設が非常に遅く、自宅エリアの避難所が開設されたのは上陸の数時間前でした。江戸川区はペットも一緒に避難ということではあるのですが、人嫌いな猫と老犬のコタローくんを連れての避難が難しく、避難勧告だされてもその自体に直面すると何もできませんでした。

ペットは隔離された部屋にいることになるので、恐らくストレスで体調を崩すと思われます。

www.city.edogawa.tokyo.jp

 

地震で堤防決壊がなければ自宅籠城できますが、水害の場合は状況が刻々と変化して行くので判断が非常に難しいです。

 

ちょっと前に有名になった、江戸川区ハザードマップは、区外避難が基本ですが、時間が進むにつれて、隣の江東区市川市のエリアメールもガンガン入ってきていて、逃げ場がない状態になりました。

www.city.edogawa.tokyo.jp

ここまで広範囲で被害が出ている状態だと、安全な地域まで数百キロ以上あるので、対策というよりはある意味 ”覚悟という心の準備” が必要なのだな。と。

 

台風が過ぎ去ってみると、江戸川区は風雨ともに15号より弱く、上陸前に停電(瞬停)があったくらいで、被害というものはありませんでした。瞬停は恐らく市原の辺りで発生した竜巻の影響で、電圧変動が発生したのだと思います。

 

また、今回タイミングが悪く、来週から車検のためLEEKから寝袋をはじめ、避難生活に必要な荷物は殆ど下ろしており、空っぽの状態でした。

寝床が確保できるという点では、ないよりかはあった方がましですが、正直今回各地で起きていた氾濫が近隣河川で発生したら、自宅とLEEKの両方を失ってました。クルマだけでも高台の駐車場に避難させるとかしておいた方が良かったかも知れません。

近くに高台ないですが。

 

今回江戸川区が被災しなかったのは運だと思ってます。勿論、防災に尽力されたかたのご努力はありますが、もし雨がもっと強く降っていたら、きっと内水氾濫をおこしていたでしょう。

 

今後も同程度以上の台風が関東を襲うことはありますし、むしろ増えるかも知れません。

今回の台風の教訓を活かして、次回に備えたいと思います。

次回が来ないことを望みますが。。。。