この週末は土日とも猛暑です。全国的にも5月の最高気温の記録を塗り替えている箇所が多数出ている模様。
今年は冷夏って予想でてますが、この時期からこの気温で大丈夫なんでしょうか。
昨年はトヨトミのスポットクーラーでエアコンテストしてましたが、あまり冷えが良くなく、試行錯誤したものの実用には耐えられない状態だったので、今年の夏に備えて、涼しい時期にクレクールV2(非分離型)を購入しておりました。
去年は、本格的に暑くなってから入手困難で、オークション等では値段が高騰するという事態になってましたので、先手を打っておりました。
ちなみに、午前中に衣替えをしながら自宅でテストをしてまして、室温が29度を超えた辺りでスイッチオン!
11畳リビングダイニング+6畳和室+キッチンを開放した状態で室外機はベランダに置いてテスト。
電源はベランダソーラーのディープサイクル4連(24V系統)で試したところ2時間くらいで電圧が23.6Vまで降下したため停止、その時の温度計は25度程度を指しておりました。
スポットは突入電力が2000W近かったのですが、クレクールは1000Wのインバーターでも動作しました。
こいつ、使えるぞ。
ということで、良い機会なのでエアコンの設置テストを慣行致しました。
さて、気温も徐々に上昇し、お昼過ぎに車に向かうと、車内の温度計は50度超えてます。温度計が日向にあるので当然ですが。
ドアを開放して、ファンを回してある程度温度を下げますが、車内のあらゆるモノが熱を持っているため、さほど下がりません。
まず始めに、前回のスポットクーラーと同じように車内に室外機を配置して、リアのアクリル窓から排気します。
バッテリーは満タン。
本体の温度計は35度を指しています。
消費電力は大体50Aを下回るくらいです。
で、30分くらい動かしても温度は下がりません。室外機のファンの前は熱風が出ていますが、全ての排気が車外に排出されず、室外機の下部の隙間から熱風が逆流していました。
また、スポットクーラーの時にも経験した、車内が負圧になるため、隙間から熱風が入ってしまいます。
車内に室外機配置出来ると、買い物時のコタローくんのお留守番に使えると思ったんですが、ちゃんと遮蔽しないと無理っぽいです。
さくっと諦めて、室外機を2列目のアクリル窓から外に出して、再テスト。
配置変更している間に空気が入れ替わって、少し温度が下がりました。
2回目スタート
本体は33度表示
1回目テストで30Ah程度使用したので、ちょっと減ってます。
10分後、1.5度程度下がりました。
20分後、さらに1.6度
30分後、さらに1.4度。大体10分で1.5度くらいの低下率
40分後
50分後
1時間経過したところで、低下率が落ちてきました。
というのも駐車場でテストしていたのですが、直射日光がバシバシ当たっていて、今回窓を塞いでいないため、窓からの日差しで温度が上昇したモノと思われます。
でも、まぁ、本体の温度計は29度まで下がっています。
ちなみに向かいの冷蔵庫上の温度計は31.3度を指しています。場所によって温度にムラがありますが、過ごせない温度ではありませんでした。
温度が下がらない原因は車内のシートやクッションが熱を持っているのと、直射日光が当たっているため車体の温度が高いこと。
日中帯に温度を下げることは難しいと思いますが、電源サイトであればそこそこ使える感じがしました。
ちなみに1時間動かして、167Ah-124Ah=43Ah。
冷蔵庫とかも稼働した状態での値ですが、実働は200Ahで4時間くらいでしょうか。
前回のスポットクーラーと比較すると、、、。
試験時間:1時間
・スポットクーラー
開始温度:35.3度
終了温度:32.9度(-2.4度)
使用電力:72A(921.6W)--概算
・クレクール
開始温度:39.2度
終了温度:32.4度(-6.8度)
使用電力:43A(550W)--概算
スポットは取り回しの問題もありますが、今回ラフに計測してこの成績であれば、車内を暗室にすることによりさらに良い値が期待出来そう。
ただ、前回は8月計測、今回は暑いと言えども5月なので、環境面での差はありますが。