バンテックのキャブコンはテールがおしゃれでLEDです。
特にZILシリーズはデザイン重視でかなり細く、保安基準を満たしているとはいえ、光量も少なめ。
冬山を走ること考えると、熱を発しないテールランプは位置的にも完全に隠れてしまいます。
都内ではマレに明け方に濃霧が発生することがありますが、大雨でも降って視界が悪い場合を除いてバックフォグは不要です。よく目潰し攻撃している車がいますが、そういった車はホントに必要な時に使ってないんですよね。
バックフォグの規則
保安基準で細かく定義されていて、ここら辺が該当するようです。
道路運送車両の保安基準【2003.9.26】 第37条の2(後部霧灯)
道路運送車両の保安基準の細目を定める告示 第207条(後部霧灯)
かなりの情報量なので、要約するとこんな感じのようです。
※うちのZIL520に取り付ける場合で関係ありそうな物
- 色は赤
- 取り付け位置
上縁の高さが1m以下、下縁が25cm以上
制動灯の照明部から100mm以上離れている事
1個の場合 車両中心線上か又は右寄り、2個の場合 左右対称 - 個数
2個以下 3個以上はダメ - 点灯操作
前照灯または、前部霧灯が点灯している場合にのみ点灯できる構造であり かつ前照灯又は前部霧灯のいずれか点灯している場合においても消灯できる構造であること
後部霧灯の点灯操作状態を運転車席の運転者に表示する装置(点灯インジケータ)を備える事
バックフォグの選定
視認性重視なのでこちらをチョイス。白熱球なので熱も発するし、雪が降っても安心
設置位置
保安基準に則ると場所的にはこの辺りしかなさそうです。
操作系
スイッチの条件等も色々規定されていますが、前照灯連動、スイッチにはインジケーターが必要、エンジン停止時に降車する際は消灯することを満たす必要があります。
カムロードはエンジン停止時にドアを開けるとライトが消灯するので、イルミに連動するように配線する必要があります。
スイッチは小糸製作所のランプに同梱されているのでとりあえずそれを使用します。
ざっくりとこんな感じ。
取り付け編へつづく。。