週末日曜日に自治会の放水訓練があったので参加してきました。
地域には消防団もありますが、町会でエンジンつきポンプを持っているのは知りませんでした。
区役所から担当者の方が来て説明してくれ、エンジンの始動をやらせて頂きました。内燃機関大好き人間にとってはご褒美以外の何物でもない。
基本は発電機と同じ
燃料コック→プライマリポンプ→チョーク→スロットル→リコイルの順。
放水部分に関しては予め知識が必要なので、訓練に参加できて良かったです。
仕組みは中々面白く、エンジン自体は水冷で、放水用の水が冷却にも使用されているモーターボートのエンジンのような感じ。
そのため、放水しないでアイドリング状態だと冷却がされず、2分程度でオーバーヒートしてしまうとか。
ガソリン満タンで40分程度の稼働だそうです。給油繰り返せば動かし続けられるそうですが、各地に設置されている防火水槽の容量はそれほど大きくなく、水が2時間も持たないとのこと。初期消火は大事です。
江戸川区は近くに親水公園など川が多く、今回の取水は川から行いましたので、無限に取水できます。
次回は消火栓からの放水をやってみようとのこと。(訓練には許可が必要らしい)
放水も体験
思ったより力が必要。バルブ全開時は補助がないと体が後ろに持って行かれます。
ポンプは普段鍵付きの防災倉庫に入ってるので、火事があったからと言って、勝手に持ち出すことはできないんですが、何事も経験。貴重な体験でした。
防災井戸
江戸川区には最近、児童公園に防災用の井戸が整備され始めています。飲用には使えないのですが、生活用水として非常時には活躍してくれそう。