アルコールチェッカーを試す

1泊キャンプするような場合、調子に乗って深酒すると翌朝お酒が残っている可能性があります。

 

いつもは22時くらいまでを限度にお酒はやめて、チェックアウト時間ギリギリまで滞在して12時間くらい空けてから出発している様にしています。

 

 

飲んだ量がどのくらいで抜けるのかというのはこちらに計算してくれるサイトがありました。 

www.tokai-denshi.co.jp

自分の体重の場合500ml缶のビールのアルコールが完全に抜けるには2.5時間かかるらしく、体調にもよるので念のためアルコールチェッカーを買っておくことにしました。 

ちゃんとした物でなければ正しい数値はでないと思うので、アルコールが残っているくらいはチェックできるかな、と。

 

 

 

 

 

が、安いには安いなりの理由があるわけで、何種類か買って試す羽目になりました。

 

 

 

 

①ヒロコーポレーション

近くのイオンにて1000円でたたき売りしてた商品です。

Amazonでは3000円前後。そんなに安い物ではなさそうです。マウスピース付属して吹き込むタイプです。センサー寿命は1500回、または2年。

電源はリポバッテリーです。

ダイソー

ダイソー商品の中では比較的高額商品。700円で売ってたものです。吹きかけ式です。

センサー寿命は1000回。電源単4アルカリ電池2本

Amazonの中華製

先の二つも中華製ですが、口コミが比較的良かった2000円程度の商品。デザインもそんなに悪くないです。こちらも吹きかけ式。

センサー寿命は記載がありませんが、保証は1年。電源はリポバッテリーです。

 

 

検証してみました。

あくまで検証のための飲酒です。検証のためですw

 

ビール500ml×1

飲んで数分。500mlのアルコールは先のサイトで0.23mg/Lだそうです。

①検出はしてますが数値は半分くらい

②検出せず

③ほぼ正確です。

ビール500ml×2、350ml×1

1350mlで、摂取量は0.62mg/Lだそうです。

①1回目より数値が下がってます。

②相変わらず検出せず

③想定より半分くらいの数値です。

翌朝

1350mlのビールが抜けるのに、自分の体重だと6.75時間かかるそうです。

飲酒を追えたのが22:30で23時に就寝。7時に測定しました。

時間的に完全に抜けているはずなので、揃って0.00mg/Lでした。

①0.00mg/L

②0.00mg/L

③0.00mg/L

 

結論

①製造日が明記されていない以上、たたき売りされているような商品は買わない方が賢明です。センサーが死んでいる可能性があります。

ダイソー商品も同様にいつ製造かは不明ですが、どう測定しても計測値が0.00mg/Lってのはゴミでしかありません。全くお勧めしません。また息を吹きかけると液晶が曇るので、構造上の問題もあります。

③値段の割にしっかりと計測してくれました。口コミのサクラには気をつける必要はありますが、口コミを参考に購入するのはありです。3つの中では一番良い仕事をしてくれました。

 

ちなみに。。。。

そこそこ使える③の検知器。翌朝に残るであろう週末に500ml×2本、350mlml×4本飲んで(試験のためです)、0:00飲酒終了、7:30測定。

アルコール摂取量は1.06mg/Lなので、11時間半程度抜けるまで時間がかかります。

就寝前に測定した時点でズレがあります。朝測定したら0.00mg/L

7:30の時点で二日酔い状態だったので、0.01mg/Lでも検出されればと思ったんですが期待外れでした。

 

タクシーやバス会社が使ってるような、センサー精度の高いちゃんとしたチェッカーじゃないとダメですね。