6月上旬だというのに最近暑いです。季節が前倒しでやってきている感じがします。
地球の気まぐれで気候なんてガラッと変わってしまうので、人間がどうこう出来るものではないと思いますが、暑いものは暑い。
最近ZILの新バッテリーシステムの関係でEcoFlow のサイトを見ていたからか、同メーカーのEcoFlow Waveの広告が出てきました。
基本的にはスポットクーラー。
それにバッテリーが装備されているというもののようです。冷却能力は4000BTU程度。
1008Whのバッテリーで最大8時間ってことですが、電源がある環境なら無限に使えるようです。
LEEK2(バンコン)時代、車中泊用にエアコンを色々試したので、我が家にはポータブルエアコンが3つあって、1つは売却済み。
残り2つも売却すれば良いのですが、重量物で梱包が面倒ですしヤフオクで出品しても配送が面倒なのでそのままにしてます。
スポットクーラーは名前の通りスポット的に冷却するものなので、部屋全体を冷やすものではありません。
車中泊につかうのであれば、廃熱と断熱をしっかりしないと全然冷えないことは実験で経験済み。
夜間であればそれなりに涼しくはなるんですが、真夏の太陽が車内を熱する熱量とスポットクーラーの冷却能力を考えると刃が立たないですね。
Waveの2倍くらいの能力を持つトヨトミのスポットクーラー(7500BTU前後?)でも、日中の車内はほとんど冷えません。
余談ですが、自動車のエアコンは4Kw程度の能力を持っているらしく、BTU換算13000程度。灼熱の車内を短時間でキンキンに冷やすことができるわけですから、当然と言えば当然ですね。
ちなみに4kwは馬力換算で5馬力程度。エアコン付けてて加速が鈍るのはこれもまた当然。
車内を快適に冷やすのであれば、セパレートエアコンにはかなわず、クレクール5 V2(4650BTU)が試した中では一番冷えました。
ただし、これはインバータ搭載していないので突入電力はそれなりにあります。
実戦投入したのは数える程しかありませんが、真夏の日中でも十分な冷却能力でした。
Waveのバッテリーなしな感じなのが、カンゲキくん(2200BTU)。能力は劣りますが価格が比較的安いのがポイント。比較的能力の低いポタ電でも動きます。
スポット的に冷やすならこれで十分です。
とはいえ、Waveは単独バッテリー駆動できるということで、場所を選ばず、扇風機より涼しいというのは非常時の熱中症対策にも使えそうではあります。