先日購入したATOTOZONE X10の新製品(6/16)が届きましたので、週末に取り付けを行いました。ZIL520は購入から5年ですが既にナビ3台目。。。
ATOTOさんのナビは4台目です。

フロントとリアカメラ付きの12.5インチモデルです。他に10インチモデルもあります。プライムデーは今日(7/13)の23:59までです。
かなり安くなってますので買われる場合はお早めに。。。
ZIL520には最初S8Gen1を8インチを使ってましたが画面が小さく操作しづらかったので、X10をGR86に入れ替えたタイミングで10インチのATOTO S8 Gen2をお下がりで使用していました。
物理ボタンで操作性は良いのですが、最近動きがもっさりとしてきたのと物理ボタン(特にホームボタン)の反応が悪くなってきましたのでリプレイスします。

同梱されているのはこんな感じです。お試し10GB SIMが付属しています。マルチキャリアのクラウドSIMですね。DMMの格安SIMを使っているのでいらないですが、今度遠出するときにアクティベートしてみようと思います。

S8とX10の比較
本体
画面は言わずもがな、10インチから12.5インチへアップなので見やすくなっているのは確実。
そして本体が薄い!機能的にはタブレット+アンプなのでコンパクトにできるはずです。
これカムロードやハイエースと言ったキャブオーバー車にはメリットがあります。オーディオ裏の配線の逃げがないので空間が大きく取れるのはとても助かります。

取り付けに関しては、ATOTOは基本的に電源ハーネスは共通ですが、その他の配線は流用効くところがあるかどうか。。。

構造的に残念なのはUSBが2本になってしまったことでしょうか。AndroidなのでUSB接続で使用出来る機器が沢山市販されています。オプション設定されているTPMSもUSB接続なんですよね。
特に今回はドラレコが標準なので、記録先としてUSBにストレージを指す必要があります。そうすると残り一口は少ない、、、
以前は急速充電用のUSBも用意されていたので地味に不便です。ケーブルは用意しなくて良いので、S8のように本体前面(ディスプレイ裏)にUSB用意してくれると嬉しいかも。

あと、欲しいのはリア出力用のHDMI(S8Proにはオプションですが、USB→HDMIのアダプタがあった)。後部座席やキャビン用に出力できると良いのですが、RCA出力すらなくなっています。
日本国内販売はないようですが、リアモニタに独立したディスプレイを拡張できる端子は用意されているみたいですね。テスラのリア席用モニタみたいな感じのようです。
取り付け前に事前にやっておくとよいこと
もし家の中で事前に作業出来る場合は、自宅のWiFiにつないでアップデートをしておいた方がよいです。アップデート中はエンジン停止できません。キャンピングカーのようにサブバから電源取れるのであれば良いですが、表示通り20分近くかかりました。

必要なアプリも先にインストールしておくと良いでしょうね。
取り外しと取り付け
それでは早速取り外しと取り付けに進みます。
S8の取り外し
まず既存のS8を撤去します。全部バラさないで行けるだろうと甘い考えでいましたが、最終的に全バラしてます。。。
全部の配線引き直しになったので、S8の配線で残ってるのは電源ハーネスだけです。。。

X10の取り付け
GR86のX10も同じ構造ですが、スリーブ的な枠をインストールし、本体はあとから差し込む形式となります。頻繁に外すものではないですが、取り付けの際にインストゥルパネルを外さなくて良いので意外と便利。そして本体下部が解放されているのでそこから必要な配線をちょろっと出せます。

取り付け作業を書こうと思ったんですが、車種や人によってやりかた違うので端折ります。
できあがったのはこちらです。

S8はWifi、4G、GPSが別配線でしたが、X10は一体となっていてWiFiアンテナのみコネクタ側で本体近くに設置する感じになります。
フロントカメラは距離的に配線引き直しても大した作業ではないです。
リアは引き回しが大変なのでなんとか流用できないかと考えてましたが、S8ではRCA入力だったところ、今回は4ピンのケーブルなので完全引き直しになりました。。。これは想定外。
S8の時は車内全バラしてケーブルを隠しながら配線しましたが今回はそこまでの気力がなく、車体下を這わせました。
そしてさらに想定外だったのが、HDMI入力。。。。
X10のディスプレイがFULLHDなので単独で使用している分には表示に問題はないんですが、リアモニタが720pなのでスプリッタを介した表示ができませんでした。RCA撤去する予定でしたが、とりあえずは暫定で使用継続となりました。
折角HDMI入力あるからなにか良い利用方法はないものか。。。今度ダウンコンバータ付きのスプリッタ購入して試してみることにします。
使用感レビュー
画面
S8 Proは10インチ1280×720ピクセル、今回のX10は12.5インチ 1920 × 1200ピクセル
写真越しでもわかるこの高精細。メチャクチャキレイです。

USBの数
やはり少ないです。USB1はドライブレコーダーのストレージとして割り当てられているので、他の用途では使えません(使えないことはないけど)
USB2に動画が入ったUSBメモリをつないだら、それで終了。。。他のデバイスは接続出来ません。
試しにUSBハブをつないでみたら一応認識はしてくれました。USB2_3みたいな感じで表示されましたが、電力が不足しているのかデバイスが切断されることがありました。バスパワーだと厳しいかもしれません。

カメラ
付属のカメラはAC-FHD02DVとAC-FHD02LRです。両カメラとも型番にFHDと入っているのでFULL HDなのかな。
カムロードみたいに垂直に近いフロントウィンドウだと、S8のカメラみたいに台座に傾斜がついているとあらぬ方向へカメラが向いてしまうのですが、フロントもリアもかなり広角で、かつカメラのレンズが上下方向へ振れるようになっているので狙ったところに画角を持って行けました。

少し残念だったのは、単眼俯瞰ビューがなくなってますね。面白い機能ではあったんですが、実際のところあまり駐車時に使うことはなかったので、なくても問題なしです。
アプリ
プリインストールアプリ
ドライブチャットアプリというものが入ってまして、GR86では使ってなかったんですが、これが意外や意外。面白かったです。音声でナビをコントロールできるので、ハンズフリーで音量調整や音楽の再生停止なんてこともできました。
まぁGoogle先生でも出来るんですが。。。
ストアアプリ
基本的にはストアから落とせるので困ることはほとんどありません。
普段はCocchiを使っていますが、解像度が上がったおかげで表示される要素が増えました。あと仕様なのかGoogleMapはインストールしてもなぜかドロワーに表示されません。なぜ?

以前のATOTO製品もそうだけどブラウザはPC扱いになります。これはメリットで横画面表示できないJARTICの渋滞情報が横画面で表示できます。
サイドのイルミネーションバー
これは正直好みの問題ですが、私には不要です。視界に入るのが煩わしいので消してます。しかも本体が起動していなくても点灯してます。スリープに入ると消えるんですが最初焦ります。サウンド連動モードが選択できるので昔オーディオについてたインディケータみたいなこともできますが、車の振動でも反応してしまうのでちょっと違和感があります。

ドロワーに設定出来そうなそれっぽいアプリや項目がありますが、全く関係なくアプリ連動はしてません。
点灯パターンは画面裏のボタンで操作出来ます。(なぜそこだけ物理ボタンにしたのか謎)ボタンを長押しすると消灯できます。
設置時のトラブルと対処、困ったこと
APN設定項目がない!!
S8Proで使用していたSIMを挿入してAPNを設定しようと思ったのですが、SIMは認識しているものの、APNの設定項目が表示されませんでした。

GR86のX10を確認したところAPNの項目は表示されていました。

サポートに確認したところファームアップデートしましたか?ということでしたが、組み付け前にアップデートは完了しています。
同時に設定方法を動画で頂けたのでその通りにやったところ表示される様になりました。
正しいのかわからないのですが、動画の中でアンテナマークを連打してたので同じ様にやったら表示されました。ただそのまま設定しようとするとAPNのリストが表示された後にクラッシュしてしまい、端末の再起動で正常な動作になりました。

Huluアプリが動かない
なぜか最新のHuluアプリ(4.10.0)が動きませんでした。起動直後にクラッシュします。他のスマホでは動いているのでおそらくATOTOナビ特有の問題だとは思います。S8Proでも落ちます。
バージョン下げて(3.X系)では不安定ながらも一応動くので相性なのかもしれません。
AUXINの挙動が異なる
S8とAUXINの動きが異なります。これは正直痛かったです。
S8では物理キーがあったこともあり、AUXINアプリ起動中でも音量調整ができましたし、AUXINの音声を流しながら地図アプリを使用することができました。
X10は戻る◀しか表示されないので、AUXINアプリが終了してしまいます。SWCが使える車なら問題はないのでしょうけど、カムロードのような車種はリモコン追加購入しないと音量操作ができないことになります。ここは改善を求めたい点です。
リモコンはS8Proでも使ってたんですが、電池交換を何回かしてるとバラバラになってしまうんですよね。。。
背面の印刷と画面の上下が逆!
背面のシールや刻印とディスプレイの上下の向きが逆です。
最初、これ組み付け間違ってないか?と思ったんですが、実は取り付けるときにわかりやすいんです。本体設置する時に裏面を本体の上から覗く感じでみると思うんですが、これ、上下逆の方が読みやすいんですね。
ただ、電源投入するまで上下が逆ということには気づかないので背面の印刷の向きでシェルや本体を取り付けると悲惨なことになります。。。
総評
一番の変化は解像度のアップグレードですね。今までYouTube表示しても結局の所720pなので、高画質を指定しても480pでもあまり変化はなかったんですよね。
キャビンのChromecastで子供がアニメ見てるときは、ナビ側の映像はRCAに変換してるので画質とか関係ないですし。
画面もでかくなって良きですが、ドリンクホルダーは使えなくなりました。ゴチャゴチャしていたパネル周りがすっきりしたのでコレはコレで良いかな。
バンテックにナビスペースをワイド化するオプションの設定があったような気がしますが、最近はフローティングタイプ増えたので過去の遺物ですね。
S8Pro 10インチ

X10 12.5インチ

S8 Proはアプリ開発にちょうど良いので、部屋で余生を送ることにします。
以前は国内メーカーナビと比較して、車載アンドロイドは安価だったのでDIYで取り付けができる人なら導入するメリットは大きかったと思います。
最近は国内メーカーもディスプレイオーディオなど安価な製品を出してきたので、価格面での優位性は下がってきたと思います。
ただ、CP/AAは制限が多いので自由度が高い車載Androidには魅力はありますので、これからもAndroidナビを選択すると思います。