今期は2回だけ滑りに行っただけなので、約1ヶ月かけて装備をはずしました。スタッドレスは工場に依頼中。
3年ちょっとですが取り外してみると色々なものが乗ってました。
フロント周りはPNDやレー探などつけてましたが、その辺りはZILに持ち越しする予定なので取り外し。セキュリティもショップにお願いして取り外してもらいました。
Androidナビは残置です。木目のフェイスパネルも持ち越しはできないのでそのままです。
見た目大分すっきりしました。
LEEK2のベース車のスーパーロングは横幅が広いので、前席は凄く余裕があります。
ただ純正のドリンクホルダーは使い物にならないのでエアコン吹き出し口とコンソールボックスの前に追加で取り付けてます。
ナビ席は基本的に娘が乗ってましたが、エアコンドリンクホルダーにぶら下がったためルーバーが折れてしまいました。これは分解して修復済みです。
スーパーロングの走行安定性はホイールベースが長いので直進に関しては問題はありませんし、横風は感じるものの高速も速度を出さなければトラック横の吸い込み押し出しも比較的軽いです。2700ccのNAなのでトルクは薄いですが、フル積載でも談合坂は普通に登ります。
ただ、4WDのスーパーロングはトヨタの中でも回転半径が最大級なので、切り返し回数は増えます。
ハイエースは市販されているパーツが多く、ドレスアップする選択肢が多いのは良い点だと思います。また多少大きいですが普段使いにも問題ないのでメイン使用でも使える点は大きいです。
2~3列目は特に手は加えていなかったので、取り外すのはHDMIの分配器くらいで基本的に掃除くらいしかしていません。常にカバー掛けていたので汚れは殆どありませんね。比較的キレイな状態だと思います。
普段2列目と3列目は向かい合わせで常用していたのですが、この状態でも前席2名、3列目2名の4人乗車できるのでそこは利点だと思います。頻繁にレイアウトを変えるとその度にシートベルトのバックルがシート下に落ちてしまうので、これは凄く面倒でした。
400Wインバータは残置です。ハイエースベースのダブルバッテリー仕様に1500Wのインバーター取り付けている車種ありますが、鉛のダブルであれば400Wくらいが限界でしょう。(本来なら300W以下には抑えたいところ)
LEEK2は400Wインバータがメインスイッチに連動しているのですが、ヒューズが10Aです。100Wくらいしか使えないので注意が必要です。気づかずに一度飛ばしました。
またインバータのスイッチは常にONで、メインスイッチで電源ON/OFFしているので、インバーター的にはあまりよろしくないですね。
ちなみに2、3列目の右側が3点式シートベルトなので、にチャイルドシート取り付けられるんですが、ジュニアシートの場合シートベルトの位置が逆に危ない位置になってしまうため、娘は常にナビシートにジュニアシートでした。
冷蔵庫とギャレーは入り口入ってすぐ右側にあるんですけど、冷蔵庫は上開きなので、ガスコンロを載せることもできず、食品を載せるとフタを開けることも出来ず、なんとも使い勝手が悪い冷蔵庫でした。横開きにするにはシートとの間隔が狭いので構造上無理なんでしょう。24時間電源ONだったというのもあると思いますが、結露が酷く夏場はそこに水たまりが出来るほど。こういうところは使ってみないとわからないところです。
性能はコンプレッサー式なのに動作音も静か、冷えも良いので、最弱にしておかないと凍ってしまうくらいです。
FFヒーターは吹き出し口が2列目と3列目の間にあります。
これが使いにくくベッド展開するとベッド下に熱が籠もってしまい車内が暖まりません。これは設計の問題でしょう。
またスキー泊などでダイネットをベッド展開して寝ているとき、スライドドアからの冷気が容赦ありません。FFヒーターのレイアウトと断熱の問題が大きいと思います。
スキー泊の時は断熱マットをスライドドアに突っ込むことで、かなり冷気を防ぐことができます。
リアベット部分です。
我が家の場合はほぼ常設ベッドでしたし、ベッド上手前には電子レンジの載せていたので、この状態は数回程度しか見たことないです。ベッドのパーツは右後方の収納に格納できます。
LEEK2を始めバンコンはこのレイアウト多いのですが、実際に乗ってみると使い勝手は結構悪いです。
車中泊の場合ベッド展開をしますが、この状態だと着替えなどの大きめの荷物は床面に置くことになります。
子供がいるといつ眠いと言い出すかわからないので、宿泊地に着いたら先にベッド展開しておきたいところです。しかしベッド展開してしまうと荷物が取り出せませんし、引出しや扉の開閉もできなくなります。
かと言ってベッド展開を寝る直前にするとなると、お酒も入ってると面倒で仕方ない。
我が家はスキー泊もするので、着替えに加えてウェアやスキー板が車内にある状態です。これは致命的でした。
キャンプの時は荷物満載ですが、就寝時は荷物が車外にあるので特に問題にはなりません。
キャンピングカーショーとかで見ると広く見えるんですが、我が家の用途では結構厳しかったです。
良い点は常にベッド展開しておけばすぐ横になれることでしょうか。たまに仕事場に乗っていったときに昼寝するにはちょうどよかったですw
バッテリー収納庫は左後部の板を外した下にあります。ここにはヒューズボックスがあるのですが、コレがまた使いにくい。
インバーターのヒューズが飛んだ時、ヒューズ交換しようにも板を外して頭を突っ込まないと見えない上に、中は真っ暗でメンテ性が最悪です。
スペースが限られているので仕方ないですが、電気に詳しくない方だと苦労するかもしれませんね。
リアラダーはそのまま残置です。雪下ろしとソーラーパネルの点検以外ではラダー本来の使い方はしておらず、ゴミ箱を引っかけたりスキーキャリアを取り付けたりと、車内スペースの節約にも一役買ってました。
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さて約3年間乗ったLEEKともあと1週間ほどでお別れです。
3才だった娘も今月で7才になり、来月には2年生。体も大きくなり車中泊するには結構手狭になりました。
納車ころは小さかったのに子供の成長は早いものです。
色々なキャンプ場、スキー場、温泉など、遠出する機会は格段に増えたと思います。
できた思い出はさらにその何倍にもなりました。まさにプライスレス。
子供の頃の思い出は大きくなってしまうとほとんど記憶に残っていないものですが、そこに1つでも印象に残るできごとが娘に残ればと思っています。
良い点も悪い点も沢山ありましたが、 次のオーナーにも大事に乗って欲しいと思います。