降りることを決めたあと、スーパーチャージャーの故障が発覚したセリカくん。
BrashBoyで付けてもらったスーパーチャージャーはBLITZ製。オリジナルは専用のECUで制御していたはずですが、うちのはPowerFCで制御しています。
過吸はアクセル開度によって、スーチャーの電磁クラッチが作動する仕組みですが、問題の事象としてはアクセルを開けても電磁クラッチが作動しません。
取り付け説明書は保存してて、問題の当たりはつけてあります。
次の3個所のいずれかであることを期待します。ここでないとちょっと面倒です。
1つ目が一番症状として重いので、2個目か3個目であることを期待して切り分けしていきます。
最初は動作確認
取説にはIGN-ONでコンプレッサーの電磁クラッチが繋がるそうですので、そこを確認します。
IGN-ON!!!
うんともすんとも、、、。
定番のヒューズ
このエリアでヒューズがあるのは、リレーのヒューズだけです。
残念ながら?切れてませんでした。
クラッチ用スイッチ
黒い箱。ブラックボックスです。
蓋開けた感じ、中にリレーっぽい部品が入っていたので、恐らく正体はリレーなんでしょうけど、取説にあったIGN-ONで動く気配はなし、、、。
とりあえず保留にしておいて、スイッチの入力のECU側の配線を疑います。
中に可変抵抗みたいなの入ってたので、いじるとスーチャーの聞き具合変えられるのかな。。。。
ECU
クラッチスイッチへはECUのIGN線、アース、それと恐らくアクセル開度の信号線。
いずれも断線とかはなく、IGN、アースともに正常。
残りのアクセル開度の信号と思われる一本は走行状態でなかったので不明ですが、走行できているので恐らく問題ないでしょう。
というわけでECUでもなし
最後にクラッチリレー
リレー自体はアクセルワイヤーにタイラップ固定されていたので引っ張り出すと、かなり汚れています。汚れていても動作すれば別に良いですが、端子向きだしなので接触不良とかありそう。
BrashBoyって配線関係が結構適当なんですよね。。。
配線をテスターで当たってみると、ヒューズからの12Vはリレーの電源線として入力されていました。電装側として電磁クラッチ本体へ出力。
スイッチ側はヒューズからの電源線がバイパスされていて12Vが流れていますので、青線がアースに落ちればリレーが動いて、電磁クラッチに12Vが流れるはずです。
こんな感じ。。。
リレーが死んでれば電磁クラッチに12Vが流れないので、問題はこのリレーということになります。
試しに直接電磁クラッチの入力線に12V流したら電磁クラッチは動いたのでスーチャー本体でもなく、クラッチスイッチも疑いは残ってますが、一番怪しいのはこのリレーとなりました。
ということで、手持ちのエーモンの20A-4極リレーの形状が全く一緒、配線も同じだったのでダメ元で入れ替えてみました。こう言うリレーってなんか規格があるんですかね。そのまま入りました。
そして試走
説明書にあったIGN-ONで電磁クラッチが繋がるというのはなかったので、試走で試すことにしました。
NAであれば普通に走行できるので、出かけるついでにスーチャーチェック。。。
一般道でやると危険なので、100km/h出せる館山道まで行きアクセルを開けると、、、、動きました!!!!
久しぶりに聞いたスーチャーの音と暴力的な加速!!!!
治りました!
そのまま木更津のアウトレットまで足を伸ばし
フードコートでラーメン食べて帰ってきました。
まだそれほど外気温が高くないせいか、エアコンかけてても不調の気配はありませんでしたし、快調そのもの。
ここ数日調子が良いんですよね。察したのかな。。。
物にも心があります。特に人生の半分を一緒に過ごしているので、その辺は感じ取ります。
しかし、別の問題が発覚
不具合確認してたら、ブローバイのホースかな?オイルが滲んでます。よく見ると裂けてます。
これは二次エア吸ってますね。交換が必要です。。。
良いサイズ見つかるかな。
車検期限確認したら10/30でした。
あと5ヶ月。直せるところは直します。