BLUETTI AC200Pを購入した直後にAC200MAXがほぼ同価格で発売され、辛酸を嘗めた記憶があります。
BLUETTI B230はこのAC200MAX用の拡張バッテリですが、AC200Pにも外部充電という形で使用出来ると、公式サイトには説明があったので追加で購入しました。
どちらも結構なお値段が張るので連続購入はお財布に厳しく、ちょっと時間を置いてからの購入となりました。
同梱されている物
B230本体
AC200MAXと接続するためのケーブル
あとは説明書です。
ACアダプタとかは付属されていません。
本体デザイン
正面はシンプルです。
サイドに接続端子が集中してました。
- 電源ボタン
- インジケータ(20%刻みで5つ)
- 電源入力(DC58.8V 8A)
- P090D出力端子
- シガーソケット(12V10A)
- USB-C 100W
- USB-A 18W
P090端子は見たことない形状です。
反対側にスペック
天面には何もありません。
ちなみに重量は21.8kg、AC200Pが27.5kgなので、2つ合計すると49.3kgです。
自作の5120Whバッテリシステムも約50kg、どちらもリン酸鉄リチウムを使用しているので重量的にはほぼ同じです。バッテリ容量がほぼ互角なので、当然と言えば当然ですね、価格は自作の方が半分くらいで構築してます。
B230の充電
B230にはP090Dのケーブルしか同梱されていないので、この製品単体では本体の充電すら行うことはできません。
AC200シリーズに同梱のACアダプタか、同品を別途購入する必要があります。
一応、スペック的にはPV入力として12~60Vで、ソーラーからの充電もできるようですが、専用の充電器が必要なようです。
単体での使用
AC200シリーズとの接続が前提となっていますが、B230単体でも使用は可能です。
最近のノートPCやスマホであればUSB-C、たくさん出回っているUSBアクセサリであればUSB-Aで使用出来るでしょう。
シガー対応のポータブル冷蔵庫は40時間以上使用出来ます。
シガー対応のインバーターを使用すれば家電も使用出来ますが、120Wが上限となるので、テレビや扇風機くらいが限界と思います。
100W出力でも20時間使用できますから、単体でも活躍してくれることでしょう。
ただ、この金額支払うなら、他の2000Wh級ポタ電を買った方が良いと思います。
AC200Pとの接続
B230はAC200MAXとの接続が前提なので、同梱されている付属品のみではAC200Pとは接続出来ませんでした。
AC200Pには変換ケーブルが必要で、なぜかYahooショッピングだと検索にひっかからなかったので、Amazonで追加で購入。
このケーブルとAC200Pに付属のXT90用ケーブルを組み合わせて接続します。
同梱のケーブルを使用することでAC200MAXとB230が並列接続されるのかと思っていたのですが、出力仕様を見る限りでは58.8VDC/8Aとあるので完全な並列ではなさそうです。供給できるのは最大で500W程度なので、AC200シリーズの出力である2000Wには程遠いです。
個人的な推測ですが、負荷はAC200MAX側のバッテリから出力し、B230から充電するという形でAC200Pと同じようになるのかもしれません。
専用の極太ケーブル使用した場合は、何らかの制御は入っているのかもしれませんが、MAXは持ってないので検証のしようがありませんね。
少なくともAC200Pで使用する場合は、AC200Pが出力を担って不足した分をB230から充電するということになります。
実際に使ってみた
ちょっと手こずりましたが、想定通りの使い方はできたと思います。
これで真夏の車中泊も怖くない!
実験は夏までおあずけ。。。