昔の車と比べるとボディ剛性は雲泥の差、GR86はかなりしっかりしてると思います。
ほぼ間違いなくサーキットよりも一般道を走ることが多いと思いますが、Yahooのポイントが溜まっていたのでBLITZのタワーバーを購入しました。
品番はフロントが96133
リアが96101。
結構な車種と共用になんですね。しかし適合車種にBRZ(ZD8)はあるけど、GR86(ZN8)が書いてないので間違えて注文したかと冷や汗がでました。
足は純正のままなので、どこまで変化が感じ取れるか、はたまたバランスが崩れてしまうのか、という懸念はありましたが、メリットがあればデメリットもあるので、とりあえず取り付けてみました。
取り付け方法(フロント)
説明書に沿って取り付けるだけです。トルクレンチは必要ですが特殊な工具は不要です。
1.アッパーマウントのネジ取り外し
3本ずつ計6本の12mmナットを外します。念のため車両がフラットに駐車出来るところで行いました。
2.仮組み付け
アッパーマウント側を先に締めてからバーを固定します。
3.本締め
純正のナットを使用しトルクレンチで締めます。規定トルクは説明書に記載がありました。ストラットタワーバー本体とブラケットのネジはT50のトルクスでした。
取り付け方法(リア)
こちらも説明書に沿って取り付けるだけですが、スペアタイア収納部分の発泡スチロールの加工が必要です。
1.内装取り外し
左右とストライカー部分の内張はクリップで留まってますので、内張はがしで外します。
2.アッパーマウントのネジ取り外し
2本ずつ計4本の14mmナットを外します。
3.本締め
説明書に従ってスチロール材をカットします。説明書よりも実車合わせでカットする方が簡単です。
純正のナットを使用しトルクレンチで締めます。規定トルクは説明書に記載がありました。
フロントよりリアの方が作業量が多いです。特に難しい作業はありませんでしたが、前後で約1~2時間程度の作業時間でした。
GRドアスタビライザーと同時作業したのですが、まず出足から違いが感じられます。
ノーマル状態ではボディーがしなることで逃がしていた衝撃が、しっかりとドライバーに伝わってきます。特に段差を超える時に顕著に感じます。
ノーマル足のしなやかさは残っていますが、減衰力を1~2クリック固めに調整したように個人的には感じました。乗り味は確実に固くなって、動きはシャープです。
補強することでのデメリットはありますが、前後で2万円ちょっとの費用対効果は高そうです。