つづき
3日目
最終日です。
猫3匹は自宅でお留守番しているので、当日中に東京へ戻らなければなりません。
娘にもう帰るか震災遺構を回って帰るか選ばせたら、震災遺構を回って帰りたいということだったので、予定通りに途中で南三陸防災庁舎と大川小学校に立ち寄っていきました。
南三陸防災庁舎
敷地に隣接して道の駅が整備されていました。かなり立派な施設があって庁舎で助かった方の証言映像などを見ることができます。
暑いからなのか、防災庁舎側に人はほとんどいませんでした。
後ろの建物は高野会館。こちらも震災遺構です。
思ったよりも海から近く、川からも近い立地ですね。現在は公園として整備されていますが元々は住宅地。
以前の道路も周辺には残されています。
大川小学校
防災庁舎から1時間ほど山道を走ると大川小学校に到着します。
途中細い道路があるので注意が必要です。
ここでは多くの子供たちが犠牲になってしまいました。
校門
モダンな作りの校舎です。校舎内への立ち入りはできませんが、伝承館に360度Viewのバーチャル環境で校舎見学ができました。
ここがなんだったのか最初はわかりませんでしたが体育館跡のようです。4個所の壁以外なにも残っていません。。。
プール。プールサイドの傷は瓦礫が削ったあとでしょうか。。
学校の裏手は山になっています。
学校の学習でしいたけ栽培を行っていたそうで、低学年でも登れるような傾斜はキツくない場所だそうです。なぜ裏山に避難しなかったのか。とても悔やまれます。
当時現場にいたわけではありませんし、大震災の津波の惨状を見ていない当時であれば、自分がその場にいたとしてもちゃんと避難出来ていたかはわかりません。
後からではなんとでも言えますが、川沿いに逃げるのではなく裏山に逃げてさえいてくれれば大勢の子供たちが助かったのではと思います。
1年生であれば6~7才。
娘は現時点で4年生になりましたが、1年生の頃を思い起こせばまだ赤ちゃんのようなもの。考えれば考えるほど涙が出てきて胸が痛くなりました。
大川小学校の位置関係は平野で海から4km程度であること、川からも近いということで、我が家と娘の通っている小学校と似通っている部分があります。
東京湾ではそこまで大きな津波は想定されていませんが、見学をしながら娘とは同じ状況になったらどう行動するのか話をしていました。
私に取っても娘にとっても色々勉強になった、とても有意義に過ごせた3日間だっと思います。
総走行距離と費用
大川小学校を後にし、東京に到着したのは夜8時頃。
出発前60km程度走行していたので、3日間の総走行距離は1040km程度でした。
ODOメータは16594km。オイルは3月に13873kmだったので3000km程度走行。
10月に12ヶ月点検なので、その時にオイル交換してもらえばちょうど良さそうです。
今回は2回給油で、どちらも富谷のコストコで給油しました。
単価は138円、給油量は100.37Lなので13851円。燃費は7.34km/Lでした。
往復の高速代は13500円、RVパーク2個所で1000円。
入場料や食費、お土産などを除いた費用は総計で28,351円でした。
家族3人+1匹で新幹線使うより、かなり割安でしたね。