関東もいよいよ梅雨明けして、本格的な夏に突入しました。
最高気温も30度を超え、熱帯夜の気配も出てきました。老犬のコタローくんや暑さが苦手な嫁さんには夏キャンは厳しい時期です。
LEEK2の時にもポータブルエアコンを数種類試しましたが、設置条件や消費電力の問題で、結構苦労した割には成果を得られませんでした。基本的に電源サイトが前提となるような状況です。
ZILシリーズ含め、最近のVANTECH車はエアコン標準装備です。
うちでは既に電源サイトでの使用実績もあるので冷え具合については問題全くなしです。
今回はサブ(サブサブ)バッテリーのみでどの程度使えるのかと言う点について検証してみました。
検証時の動画はこちらにまとめました。
エアコンのみがフル稼働している状態で、約55A程度の電流が流れます。フル稼働した場合は、55A/hとなりますので、概算で200Ahリチウムでは4時間程度の使用となります。
インバータエアコンなので波に多少のブレはありますが、実測で約1時間で100Ahのためほぼ計算通りと言ってよいでしょう。
今回はエアコンの設定温度を28度に設定しています。十分冷える温度設定ですし、サブバッテリーのみでの実際の運用を考えると、現実的な線だと思います。
キャブコンの断熱性か、家庭用エアコンの性能なのかはわかりませんが、冷えと消費電力はポータブルエアコンではかなわないレベルです。(上記のスケールとはズレがあります)
検証の結果、設定温度には開始1時間程度で達していますが、バンクベッドと同じ高さにある室内機が設定温度に近づいたのは約2時間後です。それまではフルパワーでエアコンが稼働します。
走行中に、車両側のエアコンや、走行充電しているサブバッテリーで車内を冷やしておけば、停泊後のバッテリーの使用量はかなり削減できるでしょう。
なお、今回の実験は35度の車内を家庭用エアコンのみで冷やしたので、走行中の冷却やソーラー充電の併用は含まれていません。
条件によってはもう少し使用時間を延ばせると思います。
我が家にある1000Whや1700Whのポタ電を併用すれば、追加で200Ah分確保できるので、使用時間は+4時間です。これらのポタ電には別系等でソーラー繋げられるので更に伸ばせますね。
ソーラー併用の実験は日を改めて行いたいと思います。
参考までに440Wのソーラーでの充電量は15A程度でしたから、55A-15Aで30A。
計算上は200Ahのリチウムで6時間半程度でしょう。常に日が当たっているわけではないのでもう少し少ないとは思いますが。