サブバッテリー充電の裏技?

サブバッテリーは現地まで走行することで、夏場家庭用エアコンを使用しながら移動しない限り走行充電によりほぼ満タンになります。

現着後、出先がRVパークのような電源有り区画であれば、外部充電をつなぐことでサブバッテリーは充電できますが、エンジン停止後はバッテリーからの持ち出しになります。

 

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冬場のバッテリー性能低下

ここ最近、外気温が低いことから朝まで使用すると、サブバッテリー残量が半分くらい残っていても12Vを割っている事があります。

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シャトー塩沢では朝の時点で残量73%で12.1V程度しかありませんでした。

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FFヒーターや冷蔵庫を稼働していて10A弱の持ち出しがあるので、電圧低下しているだけなのでそこまで気にする必要はないのですが、サブバッテリーに負担をかけないのであれば12Vを割らないようにした方がよいでしょう。

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裏技?というほどでもないけど。。。

ZILシリーズは停泊中にサブバッテリーに充電するには、走行充電、ソーラーパネルか外部電源が必要となります。

ですが、降雪時にはソーラー発電は行えませんし、外部電源があるスキー場というのも数えるくらいしかありません。

アイドリングで充電することもできますが、まぁマナー違反ですよね。

 

そこで、活用するのが大容量ポータブルバッテリーです。

外部電源用コードをポタ電に接続する方法もありますが、雨が降っていたり寒かったりするとちょっと面倒ですよね。

ZIL520の場合、シート下のヒューズボックスにコンセントがあり、ここに外部充電機のコンセントが刺さっています。

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コードは固定されているので、延長コード等でポータブル電源に接続することで、サブバッテリーに充電できます。

実際に接続したところ、出力は600W程度でした。

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きちんと充電されています。写真は車内設備の持ち出しが相殺されて15A程度の充電となっています。600Wで充電しているので、最大40A程度になるはずですが、100%変換されるわけでもありませんのでこんなもんでしょう。

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今回使用したのは、Suaokiの1200Whのポタ電なので2時間で空になりました。2000Whであれば3時間程度でしょうか。

 

 

もちろん100Vや12Vの電源をポタ電からそのまま使用するのが一番効率がよいのですが、車内照明や冷蔵庫、FFヒーターはサブバッテリーを介してしか駆動できません。

600Wの出力が必要になるので、当然ポタ電も大容量となりますし、ポタ電側へのダメージもないわけではありません。

あくまで非常用という感じで考えてます。

 

ちなみにサブバッテリーが満タンの状態でポタ電に接続しておくと、不足分だけがポタ電から持ち出されることになるので、ポタ電にもやさしい使い方になると思います。